かわさき宙と緑の科学館

察報告書

議員名 平畑雅博、浜崎太郎

視察日時

平成25年9月10日(火) 15:00~17:00

 視察項目

教育委員会が直営する科学館の運営について

視察先

かわさき宙と緑の科学館

説明者

面会者:館長 山田友之 様

視察目的

地元の生態系を中心にした博物館と、プラネタリウムと天体望遠鏡を合わせ持つ科学館について視察することを目的にする。

 

 かわさき宙と緑の科学館は川崎市教育委員会が運営をしている。1971年開館から市民と協働、学校教育との連携を基本に運営していて、教育委員会らしく、この科学館は市民や子どもたちが科学への関心を高め科学的な見方や考え方を養い、世界に目を開いて貢献できる人材をはぐくむことを理念としています。この科学館は、2010年8月から改装工事に入り、約23億円をかけて2012年4月にリニューアルオープンをした。新装オープンということもあり、昨年は予定を超える36万人が来場。市民からの関心の高さを伺えた。今年も現在、25万人であり、最終的には30万人ほどを予定している。

 室内展示では、他の科学館で行われている手足を動かして行う体験型の装置などは無く、川崎の自然や生息している動物の紹介、立地している生田緑地の地層を展示して過去からの変化の過程など、川崎らしさを紹介している。生田緑地で採取される地層の展示では、実際に火山灰を手にして学ぶことが出来、また、緑地での自然教室での体験や、実験室や学習室を多く配置して、体験や座学などに力を入れていることが特徴である。

20130910M

室内展示

20130910N

生田緑地の地層見本

 

科学については天文体験に力を入れていて、川崎出身のプラネタリウムクリエイターの大平氏がこの科学館のために開発した大平技研製 MEGASTAR ⅢFUSIONを採用し、来場客を魅了している。また、屋上にはアストロテラスを配置して、天体望遠鏡が4機あり、さまざまな観測がおこなわれている。この望遠鏡は当初の予定は1機のみであったが地元の方が望遠鏡を買うようにと5000万円を寄付され3機追加したそうだ。

学習室

学習室

望遠鏡

望遠鏡

視察の感想・所見

全国にはいろいろな科学館があり、そのほとんどが延べ床面積が広く手足で行う体験型の展示物がある傾向が高い。しかしこの科学館にはそういった展示物は無く、見ながら学習するという雰囲気が出ている。学習室を多く設けることで、特に学生たちが“学ぶ”ことに注力していることが分かった。床面積が少ないので来場者はどちらかというと生田緑地公園とあわせて来ていると感じられる。また、プラネタリウムでも地元出身の人の作品を使うことで来場者へ与える付加価値もあるのではないかと感じる。

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