福島&400回

土曜から今日まで福島、宮城の両県での視察に行ってきました。現地でブログ更新する予定でしたが、移動が多く今になりました。初日、仙台空港に着いてから直ぐに南相馬のNPO法人あさがおへ。ここで福島原発が爆発したところからの体験談を聞きました。

まず、原発爆発で30キロ圏内の方々は用意されたバスに乗り避難して行ったのですが、この施設は30キロを少し超える位置であった為にバスに乗れなかった。すべての障がい者を車に乗せ、山形県まで避難をしたそうです。そこには多くの避難者がいたのですが、なかなか利用者たちが落ち着かない。慣れない環境に不安がり、また、避難所にインフルエンザなど環境悪化要素が広まり、結局南相馬に帰ることになったそうです。皆さんがお時間ある時にNPOあさがおで検索していただき左側に紹介のビデオがありますのでご覧ください。
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その後、同じ南相馬にある一般社団法人南相馬除染研究所を訪ねました。ここは、除染について東京電力や政府に頼っていても本当のことがわからないので、自分たちで除染のことを調べて行く研究所です。そこの箱崎事務局理事にご説明をいただいた。imageここは、元産婦人科の跡地なのだが、じつはここはよくテレビにご出演されていた南相馬で最後まで産婦人科を開き続けた、高橋亨平さんの病院でした。ここで、除染モデルはどこにもない、放射能という相手が見えない、除染の安全性も分からない中、専門家が集まっている研究所です。その後、
昼間しか入ることが出来ない20キロ圏内に研究所の元、南相馬市議会議員の太田さんにガイドいただき入りました。image
この区域に入るには厳重にチェックされます。人が住んでいないので犯罪が起こることもあり得るのでこういう措置となります。image
車が数台いるくらいで二年前の震災直後と同じ状況です。image
人一人歩いていません。当然ですが。image
壊れたままの状態です。
30万円以上する高性能の線量計で、放射能線量を測定。image
0.2位をさしていましたが、山側に向かうと2.7くらいをさしていました。これ以上は行けないとこまで行き、引き返しました。放射能は山に向かって、木の葉などにたまるそうです。その後、福島原発が見える場所へ。image
漁船がありますがその船先の向こうの森の中にクレーンなどが見えるのが福島原発です。途中警察官が来て、マスクをはめないと危険ですと言われました。
その後、20キロ圏内をでて、南相馬の施設関係者と食事会を行いました。ここでは、福岡市東区からボランティアに来ている松田さんという若者も来てくれていろいろ情報交換しました。
とりあえず、初日が終わりました。二日目はまた次回、更新します。

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