松江

昨晩、松江の揖屋小学校視察から戻りました。いやー、学校図書館の活用法と学校司書と司書教諭の役割は明確でそしてそれが子どもたちにダイレクトに伝わっている。
朝の読書タイム十分間のためにみんな朝8時10分から図書館に本を借りにきます。

大体四冊持ってまして下二冊が返却で、上が新規借りるものです。一日二冊までと決められています。

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そして各クラス、週に一時間は図書館にてクラスがあります。

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基本的には司書教諭の先生が授業を行います。

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これは一年生のクラスです。本にどうやって馴染ませるかから入ります。必ず司書教諭の先生は子どもたちに選択肢を与え、選ばせ、興味を持たせ指先で綴りながら読む指導をされています。

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また、図書室も整頓がなされています。例えば本がたくさんあるが、伝記だけが必要以上にたくさんあってもやはりだめなんですね。この辺は学校司書のお仕事です。
今回、私のなかで各々の役割分担が明確になったと感じました。でも、旧東出雲市から合併で松江市になってから教育委員会の指示が違うので段々活動が弱まりつつあり、先生の配置などに影響が出ているそうです。それではどんな変化が子どもたちに
現れているのか?朝8時から本を借り読むことがまずは違いますが、学力テストの筆記が以前は空白だったのですが何かしら書いているのが変わったそうです。揖屋小学校の先生方は調べる力を身に付かせて、これからの国際社会で対等に渡り合える能力を身に付けさせたいと力強く言われていました。ここが本質ですね。さあ、これから視察報告書を作成していきます。
それから、昨日から我が家にキキちゃんという台湾からの交換留学生が来てます。今、娘たちと学校に行きました。今から一週間、娘たちとキキは貴重な体験をすることでしょう。私達夫婦も。でも、思いきってPTA会長としてこの交流プログラムをやってよかったと思います。また、ご報告しますね。
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2 Comments on 松江

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    写真からでも本を借りたくなる学校図書館です。私も息子が小学生の時、成人委員となり、それがきっかけで絵本読み聞かせのボランティア活動を少ししていました。子供たちは低学年であろうと高学年であろうと読み聞かせは大好き。図書室って学校だけのものと考えず、もっと地元の保護者と司書の先生が連携してやっていけば、先生が異動されてもいつまでも残っていく、そんな地元のシステム作りが大事ですね。。。 この写真見て絵本の読みきかせしたくなりました。

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    >riverさん
    返事、遅くなりごめんなさい。
    いい感じの図書館でしょ?書いていた通り、私の疑問は司書教諭と学校司書との役割分担だったのですが、よくわかりました。今度は福岡の学校図書館をしっかり見て違いが何かを見付けないといけませんね。

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