長野視察

木曜と金曜に長野県に視察に行きました。目的は高齢者施設のサテライト施設の展開と60歳入社定年なしのおやきビジネスで有名な小川の庄への訪問。
高齢者施設では核となる特別養護老人ホームと他に各小学校校区に一つずつ小さな施設を造っているアザレアンさなだ。長野県上田市真田町にありますが、ここはとにかく人間の尊厳を守る事を大切にしている。介護もどうしても収入と支出を考えるのが当たり前である。そのため、制度上の範囲一杯一杯までやりくりする。例えば、ワンユニット10人までいいのであるが、ここは高齢者がゆったり落ち着いて生活できる環境は6人までとかんがえ、ワンユニットは6人としている。なので館内はゆったりとした空気が流れ利用者も職員さんも穏やかな雰囲気となっていました。その分、収入は3~4人分少ないのであるから企業経営としては難しい。
少し写真を。
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そしてこの法人が作る施設はなんと、平屋なんですが各部屋に出入り口がある。
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勝手に外に行くことができるのです。いなくなったりしませんか?と聞くとだれも出ていかないそうで、また出て行く時の音でわかるそうでそれだけ利用者の方をいつも見ているそうです。とにかく驚きです。この各部屋の玄関から夕方、ご家族が来てたまに泊まったり、夜食事をして帰ったりと、離れて暮らしているものの、会おうと思えばすぐに会える施設なんです。本当にびっくり。このような施設をたくさん作っている素晴らしい法人でした。次は「小川の庄」
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山をどんどん登っていき、人一人いないのではないかと思うほど山奥に行くと突然、現れます。
現在65歳以上の方は以前よりも少なくなっていて約30名くらい。50代が多く働いています。なんと売り上げは7億円。
通販と生協が主な販売ルートだそうです。長野県は高齢者の就労率が最も高く、忙しく働いているので病院に行くことも少なく高齢者の医療費は全国一、低く抑えられている。素晴らしい現象です。
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こうやって高齢の方々が元気よく働いてお金を稼いでいます。話を聞くと過疎化していく農村は第一次産業だけの製造のみのことをやっていてはいけない。今でいう6次産業化して製品化して世界に売って回るぞ、という強い意志がこの結果を生んだといえる。なんと、ロスには11年連続で物産展に出展したりしておやきを世界のものに作り上げていました。恐るべし高齢者パワーです。
こんな感じですが、まだ都会にもいくらでもチャンスがある実感しました。大切なのは、動くこと!この一言です。
明日は校区の体育祭。リレーに出ますが何にも身体の準備ができていません。少しお腹の肉も気になるのですがとりあえず怪我ないようにがんばってきます。

2 Comments on 長野視察

  1. お疲れ様でした!怪我しませんでしたか?(笑)
    スポーツ大会に顔出してなくて残念でした。
    はぁとスペースの代表さんが、太郎さんが来てませんねって言ってました。あのお母さんに初めてお逢いして声かけてみましたよ!
    スポーツして、運動しても
    不眠症は治らないから辛いです。:゚(;´∩`;)゚:。

    • みゆきさん
      金メダル?おめでとう。
      私は住んでいる校区の運動会があり、参加しないといけないのでそちらにはいけなかったのよ。ごめんね。
      まあ、不眠症はつらいと思うけどそのうち少しずつ、よくなると思うよ。少しずつ治していこう。みゆきなら必ず良くなる。

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