視察
福岡市には大学や短大、専門学校が多くありますよね。学生や若者が多い街です。これだけいる学生さんが、勉強してバイトして卒業して・・・
それだけではちょっとさびしい。彼らがもっと街の中で市民と関わりが持てるようになれば、これから向かえる高齢化社会で何かのきっかけになるのではないか。
視察先の金沢では平成22年に「学生の街推進条例」(全国でこんな条例は無い)をわざわざ制定し、市民とつながりを持とうとしている。具体的には
・学生の雪かきボランティアなど、町内会と交流
・学生サポーター企業との相互交流で社会参画推進
・街づくり学生会議にて地元商店街と協働でまちなか学生祭りの開催
・金沢工業大学天文部による駅前観望会で星を見る。
・大学サークルと高校チームが学都コンサート開催
・学生が交通安全ステッカーを作製して通学路で交通安全を呼びかけ
・金沢に残る昔ながらの庭木の剪定を学生が支援してまちなみを維持する。
などなど、聞けば聞くほどいろいろ出てくる。
このような取り組みにより、地元意識をしっかり持った学生の育成につながり、にぎわいと活力が創出される街となる目的です。
よく考えてみると福岡にはこれだけ学生さんがいるのにあまり活動は感じられないような気がする。たとえ活動があってももっともっと目立っていいのではないだろうか。
金沢市は学生の集う場所を街のど真ん中に作り(結構なお金掛けてます)活動をサポートしています。
金沢学生のまち市民交流館です。
金沢市指定保存建造物を改装してます。
感想としては今から学生さんは社会のいろいろな部分で担い手になると思います。言うの簡単だがどうやってそれを行政として推進していくのか、ヒントがありました。
続いて、丸岡南中学校です。
ここはいろいろな取り組みが行われています。まず、生徒たちは自分の机がありません。このロッカーに荷物入れます。
先生方は職員室はあるのですが、教室の横にも各々机があり、いつもはそこにいます。
扉がないので生徒たちはいつでも先生のところに行けます。気軽に話せる感じですね。その横には生徒たちが過ごせるちょっとしたスペースがあります。
こんなオープンで授業の声が隣に聞こえないのか?
天井にあるこの木が音を跳ね返し、隣に聞こえないそうです。
ここの食堂は社会福祉法人が運営していて、知的障がいを持つ方々が普通に働いています。生徒たちと普通に接します。
そしてここはAとBからメニューが選べます。予約制ですが。
長くなりましたが、これで終わります。思い切ったやり方は生徒たちに良い影響をもたらしていました。
SECRET: 0
PASS:
メニューがおいしそう。
一昨日の夜、井相田で殺人事件がありました(´;ω;`)
リンゴの近くやし
社会復帰…職場に行くのが怖いね
SECRET: 0
PASS:
丸岡南中学校・・・とても明るくオープンで理想的な環境ですね。生徒と先生の心がとてもオープンになりそうで、いじめなんてなそう。そして、食堂で社会福祉法人運営というのは素晴らしい。。。障がい者と普通というのが一番無意識に社会勉強となりそうです。建物は別としても、この中学校のような試みができるだけ多くの学校できれば、いいなぁーと感じました。
大学生のボランティアや地域との関わりも、社会へ出る前のいい社会勉強でもありますよね。
福岡でも実現させたいですね。。。
SECRET: 0
PASS:
>スポンボブ★さん
殺人だからほんとに怖いね。これ以上事件がなければいいけどね。
SECRET: 0
PASS:
>riverさん
福岡でももっと学生の活躍の場を作ればriverさんの言う通り、社会に出る前のいい経験になりますよね。そうなるように提案していきたいです。